Grass Roots

東日本に生まれ育った彷徨える民として
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「原子力の社会史 その日本的展開 」吉岡斉
原発ゼロ3日目。

『新版 原子力の社会史 その日本的展開』吉岡斉(朝日選書、2012)

原発の危険性について書かれた本は多いのだが、日本の原子力開発の全体像を批判的に説明した本というのは意外に少ない。この本は、日本の原子力開発を批判的に記述した通史として最も充実していると思う。

核開発を巡って、科学者・政治家・官僚・産業界が何をしてきたのか、してこなかったのか、考えるために貴重な材料を豊富に提供している。

もともと1999年に出た本なのだが、久しく絶版になっていて、3.11以後に増補されて新版が出されたが、吉岡氏は科学史家として長年にわたって科学技術の社会との関わりを問う著作を出し続けている。

[余談]昨日見たら、内田樹氏が「原発ゼロ元年の年頭にあたり」と書いていた。気分としては同感だ。そこでも触れられているアメリカ政府が日本の原子力開発にどう影響してきたかも、吉岡氏の本書に詳しい。

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